[Nリーグ秋季大会について]
3戦して勝利を得ることは残念ながらできませんでした。(内1戦は棄権負け)
まずは事実としてこのことを受け入れ、来季に向けての具体的な施策に反映していけるようコーチ陣筆頭に頑張りましょう。
・選手たちの変化について
春の大会時と比べて、“できなかったことが出来るようになった”ことがたくさんありましたのでご報告。
■バットを振って前にボールを飛ばす
春の大会時には、バッターボックスに立っても全くスウィング出来ない選手が少なからずいましたが、今大会では全員がバットを振り、ヒットを打った選手もいました。
ボールに対する恐怖心と戦い、出塁したいという前向きな気持ちがプレーで表現できるようになったことをチームの一員としてとても嬉しく感じました。
■盗塁
今大会はチームオーダーとして「出塁したら必ず走る!」という目標を持ち、そのための練習にも時間を割きました。実際に試合では出塁した選手全員がスタートを切り盗塁することができました。盗塁そのものはさておき、事前に練習したこと・チームとして目標に立てたことを実現できたことがすばらしく、その価値観を選手たちが少しでも感じとってくれるといいなと思います。
■チームとしての行動
まだまだ僅かではあるのですが、チームのことを考えて行動する選手がちらほら見受けられるようになり、その結果チームとしてのまとまりも少しずつ出てきたように感じます。
見習いとしてはテクニカルな上達よりもこういったことのほうが本当に嬉しく思います。
[見習い後記]
約半年の間一緒に練習してきて感じたことをつらつらと。
そもそも自分が練習に参加するようになったきっかけは、
「異物感がチームにとってプラスに作用すればいいな」
という考えを持ったからです。
自分は野球経験もなく、選手世代に指導するような立場に立ったことも勿論なく。
でも、そんな人間が“何やってんだ!?”っていうのが異物感ってことです。
どの程度効果があったのかはみなさんにご判断いただくとして、総括をトピックス的に。
■子供たちにプンスカ!!!!の巻き
朝会ったら、おはよう
帰るときには、さようなら
言わないやつがいるんだこれが!(マジビビった)
最初のうちは、何回言っても分からないやつはほっとこと思ってましたが、
監督やコーチが継続的に同じような注意(荷物の整理とか)をしている姿を見て、
見習いも言い続けることにしました。
半年たった今、満足とはいきませんが少しづつ向こうから挨拶する子が増えてきて
プンスカ度はだいぶ下がりました。
■仲間現る!!の巻き
≪仲間その1≫
このHPを作る際に知人の紹介でカメラマン協力をしてくれたH君。
その後も職業カメラマンとして日々忙しい中、たびたび現場に来て写真を撮ってくれました。
彼は野球も相当うまく、指導をしてくれたこともあったっけ。
ありがと
≪仲間その2≫
僕が話したチームのことを聞いて練習に参加してくれることになったNさん。
ほぼほぼ毎週、調布から自転車で駆け付けてくれました。
選手が少ないとはいえ、練習には大人の頭数が必要でNさんがいてくれていっぱい助かったな。
“異物感”も僕よりあったかも…。(Nさんはバスケットマンです)
ありがと
■磨けば光る(のか?)の巻き
野球が強いとはお世辞にも言えない。(と僕は思う)
礼儀や作法などちゃんとしているとは言い難い。(と僕は思う)
野球をやるには人数が少ない。(と僕は思う)
…
でも、選手それぞれが放つ個性は強烈かつ素晴らしい!!!!!
これが僕のチーム評です。
約半年の間、自分なりにいっしょうけんめい研磨をかけてきたつもりですが、
その光りを放つのはまだまだ先のことでしょう。
いつの日か僕が磨いたところがどんなふうに輝くのか今から楽しみです。
言いたいことが多くて本になってしまいそうなので、
今年はこのあたりで。
来年もみんな頑張れよ!